トラックは私たちの日常生活に欠かせない存在ですが、その特徴や仕組みについて詳しく知っている人は意外と少ないのが現状です。本記事では、トラックに関する10の興味深い問題を紹介します。日本のトラックメーカーの歴史や、ダンプトラックの仕組み、最大積載量の考え方など、トラック業界の専門用語や背景にある技術について学べる内容となっています。トラックの基本を理解し、日頃の物流や交通の仕組みに対する関心を深めていただければと思います。
Q1 : タイヤ表記の例「205/75R17.5」における「17.5」は何を示すか?
答えは「リム径(インチ)」です。タイヤ表記の末尾の数値はホイール(リム)の内径をインチ単位で表します。例えば17.5はリム径17.5インチに装着するタイヤという意味で、タイヤとホイールの適合を示す重要な数値です。前半の205は断面幅(mm)、75はアスペクト比、Rはラジアル構造を示します。
Q2 : トラクターヘッド(けん引車)とセミトレーラーを連結する際に用いられる主要な連結装置はどれか?
答えは「フィフスホイール(第五輪)」です。大型トラックのトレーラー連結に使われるのが第五輪で、トラクターヘッド側の金属製受け部(フィフスホイール)にトレーラー側のキングピンがかかって旋回と荷重を受けます。設計は強度と安全性を重視しており、けん引時の荷重分布や取り外しの容易さがポイントです。
Q3 : ダブルタイヤ(デュアルホイール)を採用する主な利点はどれか?
答えは「最大積載能力の向上と横安定性の向上」です。デュアルホイールは同一アクスルに二本並べて装着する方式で、荷重を複数のタイヤで分担するため一輪あたりの負担が減り総積載量を稼げます。また幅方向に支持面が増えるため横方向の安定性や耐パンク性の向上にも寄与します。燃費や騒音については一概に良くなるとは限りません。
Q4 : エンジンブレーキ(排気ブレーキやエンジンリターダなど)を下り坂走行などで使う主な目的は何か?
答えは「車両のサービスブレーキ(摩擦ブレーキ)の摩耗・発熱を抑えること」です。下り坂などで長時間ブレーキをかけ続けるとブレーキが過熱して効力低下(フェード)を起こします。エンジンブレーキはエンジン側で回生的に制動力を生み摩擦ブレーキの使用を減らすため、ブレーキの寿命延長と安全性の確保に有効です。
Q5 : 冷凍・冷蔵輸送に用いられるトラックの冷却装置を業界用語で何と呼ぶか?
答えは「リーファー(冷凍ユニット/冷凍機)」です。リーファーとは冷凍・冷蔵機能を持つトラックやコンテナのことで、搭載された冷凍機(トラック用のコンパクトな冷却装置)により内部温度を一定に保ちます。温度管理が重要な食品や医薬品の輸送で用いられ、設定温度や運転状態の記録管理が品質保持に不可欠です。
Q6 : 道路運送車両の用語で『車両総重量』が意味するものは次のうちどれか?
答えは「車両本体と積載物、乗員を含めた最大許容重量」です。車両総重量(許容車両総重量)は、道路運送におけるその車両が許される最大の重量で、車両重量(空車時の重さ)に積載物や乗員を加えた合計の上限を指します。過積載は法令違反であり安全性や道路損傷の観点から避ける必要があります。
Q7 : 日本の主要トラックメーカーのうち、次のうち日本企業ではないものはどれか?
答えは「ボルボ(Volvo)」です。いすゞ、日野、三菱ふそうはいずれも日本の商用車メーカーで、トラック市場で長い歴史を持ちます。一方ボルボはスウェーデン発祥の自動車・建機メーカーで、トラック事業も世界的に展開しています。企業の本拠地や創業国を見ることで国内外のメーカーを区別できます。
Q8 : ダンプトラックの荷台を持ち上げるために一般的に使われている装置はどれか?
答えは「油圧シリンダー(油圧式)」です。ダンプ車の荷台を持ち上げるには短時間で大きな力が必要で、油圧システムは高い出力と制御性を兼ね備えています。電動や空圧も用途はありますが、重量物を頻繁に持ち上げるダンプ用途では油圧が主流です。油圧は作動油を用いてピストンを押し上げる構造で、耐久性と信頼性が高い点が採用理由です。
Q9 : 道路運送車両の用語で『最大積載量』とは何を指すか?
答えは「車両総重量から車両重量を差し引いた値(最大載せられる貨物重量)」です。法律や保安基準上、車両総重量は車両本体+積載物+乗員等の合計の最大値を示し、車両重量は車両単体(燃料や標準装備を含む規定値)です。最大積載量はこれらの差分で、許容される貨物の上限を示します。運送計画や過積載防止のため正確に理解する必要があります。
Q10 : 貨物輸送で荷崩れや横ずれを防ぐために最も基本的かつ優先される対策はどれか?
答えは「荷締め(ラッシング)と荷重の均等配分」です。貨物の固定が不十分だと走行中の加減速や曲がりで荷崩れが起こります。ラッシングベルトやチェーンで確実に固定し、荷重を左右前後で均等に配分することで重心を安定させ、転倒や落下を防ぎます。カバー類や監視は補助策であり、積載方法と固定が基本です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はトラッククイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はトラッククイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。