船クイズにチャレンジ!船に関する知識を深めよう
船は私たちの生活に欠かせない重要な乗り物です。その船にまつわるクイズに挑戦して、船の仕組みやルール、歴史について学びましょう。燃費向上につながるバルブバウの機能、海上安全条約SOLASの成立年など、さまざまな船の知識が詰まった10問のクイズをお楽しみください。船への理解が深まれば、次の船旅がより楽しくなるはずです。クイズに夢中になって、船の魅力を再発見しましょう。
Q1 : 船の舵(ラダー)は通常船体のどの位置に取り付けられているか? 船首(バウ) 船尾(スターン) 右舷(スターボード) 中央甲板
船の舵(ラダー)は通常船尾(スターン)付近に取り付けられています。舵はプロペラ流や水流を利用して進行方向を変える装置で、舵軸を介して舵を回転させることで舵角が変わり船が旋回します。舵機構は船の大きさや用途に応じて単独舵、複数舵、可変ピッチ推進器やフィンスタビライザーと組み合わせて運用されます。
Q2 : 総トン数(GT: Gross Tonnage)は何を表すか? 貨物の重量(トン) 船の沈没危険度の指標 船内空間の容積を示す尺度 エンジン出力を示す単位(馬力)
総トン数(GT: Gross Tonnage)は船舶の内部容積を基に算出される無次元の尺度で、船の大きさを示します。GTは貨物重量ではなく船内の居室や貨物室などの容積に基づき、港湾料金・航行規則の適用・安全基準の区分などに利用されます。従来の登録トン(GRT)に代わる国際基準である1969年トン数測度条約で定義された方式に基づく算出法が使われます。
Q3 : ばら積み貨物(穀物や鉱石など)を専門に運ぶ船の呼び名はどれか? タンカー コンテナ船 RORO船(ローロー船) バルクキャリア(バルカー)
ばら積み貨物を運ぶ船は「バルクキャリア(バルカー)」と呼ばれます。バルクキャリアは穀物、石炭、鉱石、肥料などを船倉(ホールド)に直接積み込むための貨物船で、荷役のためのホールド形状やハッチ配置が特徴です。サイズにはHandy、Supramax、Panamax、Capesizeなどの分類があり、荷役設備の有無や運航水域に応じて設計や運用が異なります。
Q4 : 氷海で航行し、氷を割って進む目的で設計された船の名称はどれか? 砕氷船 ブイ整備船 フェリー 外航貨物船
氷を割って航行する目的で設計・強化された船は「砕氷船(さいひょうせん、アイスブレーカー)」と呼ばれます。特徴としては強化された船体構造、傾斜した船首(氷を押し上げて割る形状)、強力な推進装置や特殊なスクリュー保護、低温対策が施されています。北極・南極や高緯度の海域で航路を確保するため、供給・研究・砕氷支援など様々な任務に用いられます。
Q5 : 船の安全積載限界を示すために船体側面に表示される線は一般に英語で何と呼ばれるか? Freeboard mark(フリーボードマーク) Plimsoll line(プライスモール線) Draft mark(喫水線表示) Load capacity line(積載容量線)
船体側面に表示される積載限界の目印は一般に「Plimsoll line(プライスモール線)」またはPlimsoll markと呼ばれます。英国議員サミュエル・プライスモールの運動に由来し、船が過積載にならないように喫水と地域・季節に応じた許容水深を示す複数の線が設けられています。国際的にはLoad Line(積載線)条約によって管理され、各区域や淡水・海水の違いに応じた標示が義務付けられています。
Q6 : 船の舳先に取り付けられ、波の形成を変えて波抵抗を低減し燃費を向上させる突起は何と呼ばれるか? バルバス・バウ(バルブバウ) バウスプリット ブルワーク ビット
バルバス・バウ(英: bulbous bow)は船首に突き出す球状または楕円状の突出部で、船首波と干渉して波高を低減することにより波作り抵抗を下げ、燃費や航行性能を改善します。大型貨物船やタンカー、コンテナ船など高速域または定速航行を行う船に広く採用されており、船型や航速によって効果が変わるため設計段階で最適形状が検討されます。短距離低速運航や海況によっては効果が薄れること、修繕や衝突時の損傷対策などの運用上の注意点もあります。
Q7 : 国際海上人命安全条約(SOLAS)が最初に締結された年はいつか? 1906年 1914年 1948年 1974年
SOLAS(Safety of Life at Sea)は海上の安全を目的とする国際条約で、最初の条約はタイタニック号沈没(1912年)を受けて1914年に採択されました(以降何度も改正)。以後、1929年、1948年、1960年、1974年などで改訂され、とくに1974年の条約は現在の枠組みの基礎となり、定期的な更新で実務的な安全規則や設備基準が強化されています。SOLASは乗客と乗組員の保護を目的とする主要な国際規則です。
Q8 : 船の安定性で用いられる「GM(メタセンター高さ)」は何を表すか? 船体の排水量 船の最大速度を示す値 重心(G)とメタセンター(M)の垂直距離 喫水線から上部甲板までの高さ
GM(メタセンター高さ)は、船の初期復原性を示す指標で、重心(G)とメタセンター(M)との垂直距離を意味します。GMが正で大きいほど船は復原力が強く即座に元に戻ろうとしますが、過度に大きいと横揺れ(ロール)が急峻で乗り心地が悪くなることがあります。負のGMは不安定で転覆の危険があるため、貨物配置や燃料消耗による重心変化を管理することが重要です。
Q9 : 航海で速力を表す「ノット(kt)」は次のうちどれに相当するか? 1.000 km/h 1.609 km/h 1.944 km/h 1.852 km/h
ノットは「1海里(nautical mile)/時」を意味し、1海里は1,852メートルなので、1ノットは1.852キロメートル毎時(km/h)に相当します。起源は船の速力を測るためのチップログ(一定長の綱に結んだ板を投げ、巻き取ることで速度を測る方法)にあり、航海や気象、海図作成で国際的に使用されます。
Q10 : 船の最大幅を示す用語はどれか? ビーム(幅) ドラフト(喫水) フリーボード(喫水上の高さ) トン数(トン)
船の最大幅は一般に「ビーム(beam)」と呼ばれます。ビームは船体の横幅の指標で、安定性や甲板面積、船内容積に影響します。ビームが広ければ横安定性が高まりやすい一方、港湾や運河での制約、船体抵抗や速度特性にも影響します。設計ではMoulded beam(成形幅)やBeam overall(全幅)などの定義が使い分けられます。
まとめ
いかがでしたか? 今回は船クイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回は船クイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。