バードウォッチングは、私たちにとって自然の中の宝物を発見する素晴らしいホビーです。目に留まるのはほんの一部の鳥たちですが、実は私たちの周りには様々な種類の鳥が生息しています。この記事では、10問のクイズを通して、それらの鳥たちの特徴や生態、観察のポイントについて学んでいきましょう。鳥の形や鳴き声、行動パターンを知ることで、今まで見逃していた鳥の世界を発見できるはずです。バードウォッチングを始めるきっかけとなれば幸いです。それでは、楽しみながら自然の不思議に迫っていきましょう。
Q1 : 鳥類標識(バードバンド/リング)の主な目的として一般的でないものはどれか?
答え:標識を付けること自体が即時に絶滅危惧種の保護措置となる、は誤り。バードバンドは個体識別、移動経路の解明、寿命や生存率の推定、繁殖成功率や行動学的研究などに用いられますが、標識を付けること自体が直接的に保護措置になるわけではありません。得られたデータが保全方策の材料となることはありますが、保護を実行するには別途の管理・保全活動や法的措置が必要です。
Q2 : カワラヒワなどの小型フィンチ類が主に食べるものは何か?
答え:種子。カワラヒワは主に草や雑草の種子を採食する小型のフィンチ類で、葦原や河原、農耕地の周辺などで群れをなして地面や植物の先端で採食します。繁殖期には幼鳥への餌として昆虫を与えることもありますが、基本的には植物の種子を主体とした雑食性の傾向が強く、嘴の形状も種子をついばむのに適した構造になっています。
Q3 : 次のうち昼行性(昼に活動する)の鳥はどれか?
答え:カッコウ。カッコウは日中に活動し、繁殖期には托卵する行動で知られる昼行性の鳥です。対してフクロウ類やヨタカ、ナイトジャー(ヨタカ類を含む呼称)は主に夜間に狩りや採食を行う夜行性です。観察の際は活動時間帯を考慮すると出会いの可能性が高く、カッコウは日中の林縁や開けた場所で囀りや飛翔が観察されやすいです。}
Q4 : ツバメ(Hirundo rustica)は日本で繁殖した個体は冬を主にどのあたりで過ごすことが多いか?
答え:東南アジア。日本で繁殖するツバメは秋に南へ渡り、東南アジアや東南アジア諸島周辺で越冬する個体が多いです。ツバメの種群によって越冬地は異なり、ヨーロッパ個体群はアフリカへ渡る例もありますが、東アジアの個体群は比較的近距離の東南アジア域を主な越冬地とすることが一般的です。渡りのタイミングや経路は気候や資源に影響されます。
Q5 : バードウォッチング用の双眼鏡について、一般的に8×42と10×42が比較される。次の記述のうち正しいのはどれか?
答え:8倍は視野が広く手ぶれに強く、10倍は倍率が高く遠距離の識別に有利だが手ぶれと暗所では不利になりやすい。双眼鏡の8×42は10×42に比べて視野が広く、手持ちでの観察時に安定しやすく暗所でも相対的に明るく見える(出射瞳が大きい)。10倍は細部確認に有利だが倍率が高いため手ぶれの影響を受けやすく、同じ対物径なら出射瞳が小さいため暗い場所では視認性が落ちるというトレードオフがあります。
Q6 : 双眼鏡中央にある視野を合わせるための大型の回転式ダイヤル(左右の接眼の間にあるもの)の一般的な呼称は何か?
答え:フォーカスホイール(フォーカスノブ)。中央に位置する大型の回転式ダイヤルはフォーカスホイールと呼ばれ、両眼の焦点を同時に合わせるために使用します。右の接眼部に独立して設けられていることが多いダイオプター調整は左右の視力差を補正するためのもので、基本的なピント合わせは中央のフォーカスホイールで行います。観察開始時にまずフォーカスホイールでピントを合わせるのが一般的な操作手順です。
Q7 : コガモは日本ではどのような季節に見られることが多いか?
答え:冬鳥。コガモ(Eurasian Teal)は日本では秋に渡来して冬を過ごし、春に繁殖地へ戻る冬鳥として扱われます。河川の下流域や干潟、浅い池沼などで群れを作って見られることが多く、雄は冬羽でも比較的特徴的な頭部の緑色斑や白線を示す場合があります。渡来時期や滞在地は年による変動がありますが、一般的に北海道以南で冬季に観察されます。
Q8 : 小型の森林性の鳥で、白い頬と黒い喉斑(黒いネクタイ様の線)があり、樹上で昆虫を探して鳴く種といえばどれか?
答え:シジュウカラ。シジュウカラは白い頬と黒い喉斑(黒いネクタイ状の斑)が特徴で、胸から腹にかけて黒い縦斑が入ることもあります。森林や公園、庭木などで見られ、樹幹や枝を移動しながら昆虫やクモ、植物の種子を採食します。囀りや単発の鳴き声(ツツピーなど)で存在が把握されやすく、行動や体色、頬の白斑と喉の黒斑が識別ポイントです。
Q9 : 川沿いの小さな枝に止まり、体は背が青緑、腹が橙色で、短い尾と大きな頭を持ち、水面に飛び込んで小魚を捕る日本でよく見られる鳥は何か?
答え:カワセミ。カワセミは頭部が大きく背面が鮮やかな青緑色、腹部は橙色〜赤茶色で、短い尾とがっしりした嘴を持ちます。川や池の枝から魚を見つけてホバリングや急降下で水中に飛び込み、魚を捕食する行動が特徴的です。大きさは小型で、水辺の止まり木から狩りをする姿が観察の手掛かりになります。体色や行動、 habitat(流水や止水域)を合わせて識別するのが基本です。
Q10 : 日本の春に「ホーホケキョ」と鳴き、藪の中でよく囀るが姿は見つけにくい、典型的な春告げ鳥はどれか?
答え:ウグイス。ウグイスは日本の代表的な春の囀り『ホーホケキョ』で知られ、低い藪や茂みの中で鳴くことが多く姿を見つけにくいことで有名です。体色は地味な緑褐色で小型、目立つ斑紋は少ないため視認より聴覚で同定することが多いです。メジロは目の周りの白いアイリングがあり、シジュウカラは「ツツピー」など異なる声質を持つため、鳴き声や生息環境で区別できます。
まとめ
いかがでしたか? 今回はバードウォッチングクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はバードウォッチングクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。