ヴァイオリンのヴィブラートで、指の関節(第一関節など)を主に動かして音程を揺らす技法はどれですか?
指の関節を主に使って音程を微妙に上下させるものは一般にフィンガー・ヴィブラートと呼ばれます。指先や第一関節を使って指板上で弦を押さえたまま微小な前後運動や回転を加え、ピッチを周期的に変化させることで音色に暖かさや表情を加えます。フィンガー・ヴィブラートは手首や腕の振幅が小さいため細かいコントロールが利き、古典派〜ロマン派のレパートリーで広く用いられます。手首や腕を主に使うヴィブラートは効果や音色が異なり、奏者は曲想や技術に応じて使い分けます。