スケートの魅力を余すことなく体験できるこの特集では、フィギュアスケートやスピードスケートに関する10の興味深いクイズにチャレンジしていただけます。オリンピックを彩る選手たちの歴史的偉業や、競技ルールの奥深さ、装備の進化など、スケート競技の多彩な側面を一気に学べるはずです。ジャンプの回転数、距離種目の種類、採点システムの仕組みなど、スケートファンなら知っておきたい基本知識から、まさに「スケート通」になれる情報まで、この記事で一網打尽。スケート競技の魅力に新たな一面を発見していただければと思います。
Q1 : 国際スケート連盟(ISU)で競技用とされるオリンピックサイズのアイスリンクの標準的な寸法はどれか?
ISUが定める国際大会やオリンピックでの標準リンクサイズは60メートル×30メートル(長さ×幅)です。これは国際競技で一般的に用いられる規格で、幅が広めなためステップや振付、ライン取りに余裕があり、表現面での演技の違いにも影響します。なお、NHLなど北米のリンクはおおむね61m×26m(200ft×85ft)程度でやや細長く、リンクのサイズ差が戦術や演技スタイルに影響を与えることがあります。
Q2 : ショートトラックの5000mリレー(男子)で、レースに出場して交替しながら滑るのは通常何人の選手か(補欠は含めず)?
ショートトラックのリレー種目(男子5000m、女子3000mなど)は通常一つのチームに4人のスケーターが参加し、交替しながら周回をつないで走ります。レース中の交替はタッチや押し出しで行われ、スピードやタイミングの管理、接触回避などチームワークが重要です。大会にはさらに補欠の登録が認められる場合がありますが、実際にリンク上で交代を行いながら滑るのは標準的に4名です。
Q3 : 競技で認定された男子で最初の4回転ジャンプ(クワッド)を成功させたスケーターは誰か?
カナダのカート・ブラウニングは1988年の世界選手権で男子として初めて公式大会で認定された4回転トゥーループを成功させ、これが競技史上初の公認クワッドとして広く認められています。ブラウニングはその後も世界選手権での優勝などで知られる選手で、彼のクワッド成功は男子シングルの技術的な限界を押し広げ、その後のジャンプ進化に大きな影響を与えました。
Q4 : 長距離の長トラックスピードスケートにおいて、オリンピックの男子個人種目で最長の距離は次のうちどれか?
長距離の長トラック(ライトトラックではない長形リンク)におけるオリンピック男子個人種目の最長は10000メートルです。男子の個人種目には100m台の短距離から1500m、5000m、そして最長の10000mが含まれます(最近はマススタートや団体追い抜きも競技に加わっています)。女子の最長個人種目は5000mで、種目設定は男女で一部異なります。10000mは持久力、ラップ管理、ペース配分が勝敗を分ける代表的な長距離種目です。
Q5 : ISUの採点システム(コード・オブ・ポイント)で、選手の得点が主に二つの要素に分かれるが、それらはどれか?
国際スケート連盟(ISU)の現在の採点方式では、選手の総得点は大きく二つの要素に分かれます。ひとつは技術要素得点(Technical Element Score: TES)で、ジャンプやスピン、ステップなど各要素の基礎点に出来栄え(GOE)が加減されて算出されます。もうひとつはプログラム・コンポーネント・スコア(Program Component Score: PCS)で、スケーティングスキル、繋ぎ、表現力、構成など演技全体の質を評価します。最終的な得点はTESとPCSの合計から各種減点を引いて決まります。
Q6 : アイスダンスとペアスケーティングの違いについて、次のうちペアスケーティングには含まれるがアイスダンスでは行われない要素はどれか?
ペアスケーティングには『投げジャンプ(throw jump)』が含まれますが、アイスダンスでは禁止されています。投げジャンプは一方のパートナーがもう一方を補助して高く投げ、着氷を行う大きな要素で、ペア特有のダイナミックな技です。一方、アイスダンスはダンスとしての表現と細かなステップやツイズル、リズム感が重視され、投げジャンプやスロージャンプのような大きな空中要素はルール上認められていません。この違いが両種目の技術的・芸術的な特色を分けています。
Q7 : 男子シングルで初めてオリンピック金メダルを獲得した日本人スケーターは誰か?
羽生結弦は2014年ソチオリンピックで男子シングルの金メダルを獲得し、日本人男子として初めてオリンピック男子シングルでの金メダルを獲得しました。その後も2018年平昌オリンピックで連覇を達成し、国際的に高い評価を受ける存在となりました。高橋大輔は2010年バンクーバーで銅メダルを獲得しており、宇野昌磨は2018年で銀メダルを獲得していますが、男子での初の金は羽生結弦によるものです。
Q8 : 1990年代に導入され、スピードスケートのタイム短縮に大きく寄与した、ブレードがヒンジで踵側に開くスケート靴を何というか?
クラップスケート(clap skate)はトゥ側でブレードが靴から分離し、踵側でヒンジする構造を持つスケートで、スケーターがフィニッシュ時にブレードを長く接氷させられるためより効率的に推進力を得られます。1990年代にオランダを中心に普及し、その結果として世界記録が大きく更新されるなど、スピードスケート界に革新的な影響を与えました。現在の長距離競技では標準的な装備となっています。
Q9 : 女性で初めて公式大会でトリプルアクセルを成功させたのは誰か?
伊藤みどりは1980年代後半に公式の国際大会で女子として初めてトリプルアクセルを成功させたことで知られています。彼女のトリプルアクセル成功は女子ジャンプの技術的水準を大きく押し上げ、以後の女子シングルの競技発展に影響を与えました。伊藤は1989年世界選手権で優勝するなど実績も残しており、トリプルアクセルは彼女のキャリアを象徴する技術的偉業です。
Q10 : フィギュアスケートのジャンプで、前向きに助走して踏み切るため回転数が他のジャンプより半回転多くなるのはどれか?
アクセルは唯一前向きの踏み切りを行うジャンプのため、回転数が0.5回多く必要になります。たとえばシングルアクセルは1.5回転、ダブルアクセルは2.5回転、トリプルアクセルは3.5回転となります。他の主要なジャンプ(ルッツ、サルコウ、トウループなど)は後ろ向きで踏み切るため整数回転(1回転、2回転、3回転…)になります。この前向き踏み切りがアクセルの特徴であり、着氷や回転のタイミングに独特の難しさを与えます。技術点や基礎点にも反映される重要な分類です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はスケートクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はスケートクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。