ココアの原料となるカカオの学名として正しいものはどれか?
正解はTheobroma cacaoです。カカオは学名をTheobroma cacao(テオブロマ・カカオ)といい、南米原産の常緑低木または小高木です。果実はカカオポッドと呼ばれ、その中にカカオ豆(種子)が多数入り、これを発酵・乾燥・焙煎してチョコレートやココアの原料とします。Theobroma grandiflorum(グランディフロルム)はババスやカカオに近縁ですが別種で主に果肉利用、Theobroma bicolorも別種であり、Sterculia属は全く別の樹種です。栽培や品種の違いは風味や収量に影響します。