フォイルのフューズ長(フュージビュー、胴体長)が長い場合の主な特徴はどれか?
フューズ(胴体)長を長くすると前後方向(縦)の安定性が増し、揚力中心と重心の相対位置が安定するため、ボードがスムーズにプレーニングしてからフォイルに乗り上げる際に安定してテイクオフしやすくなる一方で、長胴体は回頭半径や素早い方向転換のレスポンスを悪化させる(旋回性低下)。トップスピードや揚力係数そのものを必ず改善するわけではなく、設計・翼面積や翼型との組合せで特性が変わるため「揚力係数が必ず高くなる」という表現は誤り。実務では、安定性を重視するタックルにはやや長めのフューズが使われる事が多い。