万年筆用の「アイアンガル(鉄ガル)インク」に関する記述で正しいものはどれか? 2025.10.10 万年筆用の「アイアンガル(鉄ガル)インク」に関する記述で正しいものはどれか? 酸化によって定着しやすくなり、場合によっては金属部を腐食する成分を含むことがある 完全に顔料性で、万年筆の詰まりの心配がない 中性で金属に無害な処方が一般的である 顔料と染料の両方を含まない通常の水性インクと同等である アイアンガルインクは古くから使用されてきた濃度の高い書き味を特徴とするインクで、主成分にタンニンと鉄塩が関与することが多い。乾燥後に酸化して色が定着し耐水性が高まる性質を持つ一方で、鉄塩が原因で金属部(特に長期放置や濃度が高い場合)に腐食を生じる可能性があり、近年の万年筆ユーザーは専用の希釈や頻繁な洗浄で対処している。従って「酸化で定着し、腐食性の可能性がある」が正しい。 クイズタグ: 万年筆インク沼関連記事 万年筆インク沼クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年10月版