多色摺の完成者とされ見当を実用化した絵師として知られるのは誰か 2025.09.02 多色摺の完成者とされ見当を実用化した絵師として知られるのは誰か 歌川国芳 鈴木春信 葛飾北斎 勝川春章 明和二年頃に登場した錦絵は従来の紅摺絵を飛躍させ十数色を重ねる華麗な多色摺を実現したがその中心にいたのが鈴木春信である。春信は版元や彫師摺師と協働し四角見当と隅見当を確立し彩色のずれを抑えた上で柔らかな淡彩と繊細な線を調和させた。結果として美人画を中心に薄物の透けや行灯の灯火など当時の流行を映した微妙な光の表現が可能となり江戸の町に錦絵ブームが巻き起こった。国芳や北斎はその後の世代である。 クイズタグ: 浮世絵版画摺り関連記事 浮世絵版画摺りクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年09月版