青森ねぶた祭の囃子で勇壮なリズムを打ち出す大型太鼓は何と呼ばれるか?
青森ねぶた祭りの囃子は笛と太鼓、手振り鉦で構成され、囃子方はラッセラーの掛け声とともに隊列を先導します。その中心となるのが口径1メートル近い革を張った大太鼓で、低く重いドンという音が全体のテンポと迫力を決定します。締太鼓や手振り鉦が細かい刻みで装飾的リズムを付ける一方、大太鼓はゆったりとした二拍子基調の脈動を保ち、ねぶた本体と跳人の足取りを合わせる役目を担います。地域ごとに胴の装飾や担ぎ方が異なり、祭りの視覚的な見どころにもなっています。