箏曲『六段の調』を作曲した人物は誰か? 2025.09.02 箏曲『六段の調』を作曲した人物は誰か? 宮城道雄 久米検校 八橋検校 沢井忠夫 『六段の調』は江戸前期に活躍した筑紫箏の大成者、八橋検校(1614頃–1685)による代表作である。八橋は当時の雅楽由来の楽箏を世俗音楽へ転用し、地歌三味線の旋律を取り入れて十三絃箏のレパートリーを拡大した功績で知られる。同曲は六つの段から成る変奏形式で、箏独奏曲の古典として今日まで愛奏され続けている。後世の名手である宮城道雄や沢井忠夫も名演を残しているが、作曲者は八橋検校のみであることが文献・伝承の双方から確認されている。 クイズタグ: 箏関連記事 箏クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年09月版