雅楽の音律体系で、朝鮮半島由来の高麗楽に主として用いられる旋法はどれ? 2025.09.01 雅楽の音律体系で、朝鮮半島由来の高麗楽に主として用いられる旋法はどれ? 呂旋 律旋 平調 黄鐘調 雅楽の旋法は大きく呂旋と律旋に二分され、唐楽では呂旋が主、高麗楽では律旋が主とされる。律旋は呂旋より終止音の位置が異なり、旋律の進行や和声音型にも特色があるため同じ楽器編成でも雰囲気が大きく変わる。具体的には高麗壱越や高麗双調などが律旋に属し、龍笛の指使いや笙の和音も専用の型がある。平調や黄鐘調は呂旋側の調子名で、高麗楽では基本的に採用されない。したがって高麗楽を特徴づける体系は律旋である。 クイズタグ: 雅楽演奏関連記事 雅楽演奏クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年09月版