浪曲師が多数加盟し、寄席や学校公演の斡旋、後進育成などを行う団体で、1949年に設立されたのはどれか?
日本浪曲協会は戦後の浪曲界の再建を目的に1949年に発足した全国団体で、東京・大阪・名古屋など地域を越えて浪曲師や曲師が所属する。会員に出演機会を提供する定席寄席「木馬亭」(浅草)の運営、地方巡業や学校芸術鑑賞教室の派遣のほか、若手の研修制度や音源・資料の保存事業も手がける。落語協会や日本漫才協会、上方演芸協会はそれぞれ落語、漫才、上方芸能の団体であり、浪曲師の公式団体として歴史と規模を持つのは日本浪曲協会である。