演目中に詞章を斉唱して舞台上の情景や心理を描写する地謡が着座する場所はどこでしょうか。 2025.08.31 演目中に詞章を斉唱して舞台上の情景や心理を描写する地謡が着座する場所はどこでしょうか。 後見座 地謡座 切戸口 鏡の間 舞台正面やや下手寄りに横一列に設置された畳敷きのスペースを地謡座(じうたいざ)と呼びます。地謡は最大八名で構成され、シテやワキの心情、場面転換、季節の情景などを詞章と節で補完する重要な役割を担います。後見座は舞台奥下手にあり、衣装や小道具の補佐をする後見が控える場所であり、切戸口は楽屋と舞台を結ぶ出入り口、鏡の間は演者が装束を整える控室です。地謡座から発せられる声量とハーモニーが能の幽玄味を支えています。 クイズタグ: 能楽鑑賞関連記事 能楽鑑賞クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版