鉄板の表面を硬化させるため、炭素を吸収させた後に焼入れを行う中世の表面硬化法はどれか? 2025.08.30 鉄板の表面を硬化させるため、炭素を吸収させた後に焼入れを行う中世の表面硬化法はどれか? セメンテーション(浸炭法) ブルーイング パーカーライジング アニール セメンテーションは低炭素鉄を木炭粉に埋め 900〜1000℃で長時間保持し、表面に炭素を浸透させる処理である。浸炭層は焼入れで硬化し、内部は低炭素のままなので靭性を保持できる。薄い胸甲でも弓矢や刃物に耐える硬さを得られるため、ニュルンベルクやミラノの工房で盛んに採用された。ブルーイングは発色被膜による防錆、パーカーライジングはリン酸塩被膜、アニールは焼鈍と目的が異なる。 クイズタグ: 甲冑作り関連記事 甲冑作りクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版