戦国期に普及した当世具足の一種で、六枚の鉄板を蝶番や鋲でつなぎ可動性と着脱性を高めた胴の形式はどれか? 2025.08.30 戦国期に普及した当世具足の一種で、六枚の鉄板を蝶番や鋲でつなぎ可動性と着脱性を高めた胴の形式はどれか? 札胴 板物胴 当世具足 六枚胴 六枚胴は前後左右と左右斜めの計六枚の鋼板を革蝶番や丁番で連結した構造で、着用時には背面の緒を締めるだけで装着でき、分解も容易だった。各板が独立してわずかに動くため体にフィットしやすく、戦国後期に重要となった機動戦や鉄砲戦への対応として軽量化と耐弾性の両立を図った形式である。量産もしやすかったため、大名家の兵装を短期間で整えるのに貢献し、日本甲冑の進化を示す代表例といえる。 クイズタグ: 甲冑作り関連記事 甲冑作りクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版