鎖帷子(メイル)のリング同士を接合する方法のうち、最も耐久性が高いとされるものはどれか?
鎖帷子は 4 in 1 などのパターンでリングを連結するが、隙間が開けば防御力が激減する。リベット留めではリング端を重ねて孔を開け、鉄製の鋲でかしめるため、引っ張りやこじ開けに非常に強く、刺通や斬撃を効果的に阻止できる。バットリングは端を合わせるだけで簡便だが開口しやすく、溶接は近世以前の大量生産には向かず、編み込みだけでは切断されやすい。13 世紀以降の欧州軍では重要部位にリベット留めを採用し耐久性を確保した。