京うちわに見られる“差し柄式”構造とは、柄をどのように取り付ける方式を指す? 2025.08.29 京うちわに見られる“差し柄式”構造とは、柄をどのように取り付ける方式を指す? 扇面と柄を一本の竹から一体で作る方式 扇面と骨を一枚に仕上げ、別に削った柄を後から差し込む方式 柄をプラスチック製にして接着する方式 柄を紙管で巻いて作る方式 京うちわは“差し柄式”と呼ばれる構造で、扇面部分の骨と柄を別々に作り、最後に細長い竹柄を扇面の背後から差し込み接着する。これによって扇面の前面に柄が出ず、平滑な表面に絵絹や和紙を張ることができ、美術性の高い図案を施すのに適している。一体式の丸亀うちわとは逆の発想で、工程は増えるが軽量で風をよく捉える形状が得られる。プラスチック柄や紙管柄は近年の簡易製品の例にすぎない。 クイズタグ: うちわ作り関連記事 うちわ作りクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版