漆が常温硬化する際に主として働く酸化酵素はどれか 2025.08.27 漆が常温硬化する際に主として働く酸化酵素はどれか アミラーゼ リパーゼ ラッカーゼ カタラーゼ 漆が常温で硬化できるのは、漆液に含まれる酸化酵素ラッカーゼの働きによる。ラッカーゼは漆の主成分ウルシオールを酸化重合させ、分子同士の架橋を進めて三次元網目構造を作る。硬化には温度25度前後、湿度70〜80%程度が最適で、水分が酵素活性と酸素溶解度を高める役割を担う。したがって乾燥室では霧吹きや加温で環境を調整する。リパーゼやアミラーゼは油脂やデンプンの分解酵素であり、漆の硬化とは直接関係しない。 クイズタグ: 漆芸関連記事 漆芸クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版