「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」を詠んだ作者は誰か。 2025.08.26 「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」を詠んだ作者は誰か。 柿本人麻呂 額田王 山部赤人 持統天皇 上掲の歌は『万葉集』巻一に収められた天武天皇七年頃の御製とされ、作者は持統天皇(天智天皇の娘・天武天皇の皇后)。春から夏に移る季節感を、天の香具山に干される衣の白さと結びつけることで鮮やかに提示した名歌である。柿本人麻呂や山部赤人は同集を代表する歌聖だが作者ではなく、額田王は同じく宮廷歌人で「あかねさす 紫野行き…」の歌が著名。したがって選択肢4が正解となる。 クイズタグ: 和歌研究関連記事 和歌研究クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版