藤原定家が撰した歌論書として正しいものはどれか。 2025.08.26 藤原定家が撰した歌論書として正しいものはどれか。 近代秀歌 無名抄 毎月抄 袋草紙 『近代秀歌』は藤原定家が鎌倉前期にまとめた優れた歌を選集した歌論的秘本で、自身の選出理由を簡潔な評で示し、後世の歌道に大きな影響を与えた。『無名抄』は鴨長明の歌論、宮廷歌会についての随想集、『毎月抄』は後鳥羽院の講書会記録で定家の編ではない。『袋草紙』は藤原清輔が古筆の来歴を記した書物で、歌論ではなく書誌学的資料である。従って定家の著になるのは選択肢1のみである。 クイズタグ: 和歌研究関連記事 和歌研究クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版