同音異義を利用し、単語を掛け合わせて二重の意味をもたせる和歌の技法はどれか。 2025.08.26 同音異義を利用し、単語を掛け合わせて二重の意味をもたせる和歌の技法はどれか。 枕詞 序詞 掛詞 本歌取り 掛詞は、同じ発音を持つ二語を重ねて一句に織り込み、聞き手に二重の意味を想起させる技巧で、平安和歌で盛んに用いられた。たとえば紀貫之の「あまのはら ふりさけ見れば 春日なる」は「ふり」と「降り」「経り」を掛けている。枕詞は特定の語にだけ掛かる修飾的定型語、序詞は比喩的な語句を連ねて本題を導く序段、本歌取りは先行歌を引用し響かせる技法で、同音異義そのものではない。 クイズタグ: 和歌研究関連記事 和歌研究クイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年08月版