国際単位系 SI で磁束密度の単位として定義され、発明家ニコラ・テスラの名が冠されたものはどれか?
SI単位のテスラ(記号 T)は、1平方メートルあたり1ウェーバの磁束密度と定義される。名称は交流電流や無線技術で功績を残したセルビア系米国人発明家ニコラ・テスラにちなむ。アンペアは電流、ガウスはCGS単位系で用いられる磁束密度(1ガウス=10^-4テスラ)、ウェーバは磁束を表す単位であり、磁束密度とは区別される。磁場の強度評価にテスラが使われるのはMRI装置や加速器の磁石などで、現代の科学技術に深く関わる重要な単位である。