FIMモトクロス世界選手権(MXGP)の最高峰クラスは現在、規則上どの排気量区分で争われている?
MXGPクラスは2014年に旧MX1から改称され、4ストロークは最大450cc、2ストロークは250ccまでとFIM競技規則に定められている。450cc4ストは出力特性と耐久性で優位にあり、現在のファクトリーマシンの主力排気量だ。かつて存在した500cc2ストや650cc4ストは環境面や取り回しの問題で淘汰され、250cc4ストは下位クラスMX2へ編入された。こうしたレギュレーションにより、メーカーは同一排気量で競い合う均衡したレース環境を構築している。