タイムトライアル(タイムアタック)セッションで最も頻繁に微調整され、路面温度や周回数に合わせて最適化されるセッティング項目はどれか?
カートはサスペンションがないため、メカニカルグリップの多くをタイヤに依存しており、空気圧の0.05barの差がラップタイムに直結する。走行前に冷間で空気圧を設定し、走行中の発熱で狙ったホットプレッシャーに到達させるのがセッティングの肝となる。気温、路面温度、走行周回数によって最適値が変動し、一日に何度も調整が行われる。一方シート位置やギヤ比は大幅なバランス変更を伴うためセッション中に頻繁にはいじれず、排気管長も規則で調整幅が限定されているため空気圧ほど気軽には試せない。