衝撃時の頸椎損傷を軽減する目的でジュニアクラスを中心に装着が義務化されている保護具はどれか?
カートではシートが低くドライバーの頭部が露出しているため、クラッシュ時に首に大きな慣性力がかかる。特に体格の小さいジュニアドライバーは筋力が不足しているため、フォームドウレタンやカーボンでできたネックブレース(ネックサポート)の装着が多くの国内外シリーズで義務、あるいは強く推奨されている。衝撃時にヘルメットと肩の隙間を埋め、首の曲げ角を制限することでむち打ちや頸椎骨折のリスクを大幅に低減できる。ニーパッドなどは任意装備であり安全規定の必須項目ではない。