アルペンスキーのスピード種目のうち、公認レース前に少なくとも1回の公式トレーニング参加が規則で義務付けられている競技はどれか?
FIS競技規則ではダウンヒルに限り安全確保のため公認レース前に公式トレーニングランを実施し、出場選手は最低1回滑走する義務がある。高速が出るコースの地形やジャンプの飛距離を事前に体感させることで事故を防ぐ目的で、2回以上行われる場合も多い。スーパーGはレース当日のインスペクションのみ、パラレルやコンバインドも同様に実滑走は行わない。最高速度が時速130kmを超えるダウンヒル特有の安全措置であり、欠席した選手はレースに出場できない厳格なルールとなっている。