ラインスロー(Line Throw)競技では要救助者役はプールサイドから何メートル沖に位置するか?
ラインスローはロープを用いた救助を競うプール種目で、要救助者役はスタート台から12.5m沖に配置されたルールブイに掴まって待機する。救助者は合図とともにロープを投げ、要救助者がロープ端を確保したのを確認して引き寄せ、双方がプール縁のタッチパネルに触れるまでの時間を計測する。距離が12.5mに設定されている理由は、25mプールのちょうど半分で視認性と難度のバランスが良く、実際の岸壁救助を想定した投擲技術が反映されやすいからである。正確なコントロールと素早いロープ回収が勝敗を左右する。