カナディアン艇(C種目)の漕ぎ手が公式ルールで取る姿勢はどれ?
カナディアン艇では、漕ぎ手はデッキの中ほどに片膝をつき、逆足を前方に踏み出す独特の姿勢を取る。この体勢は艇に対して重心が低く安定し、シングルブレードパドルで強い推進力を生み出すのに適している。パドルは艇の片側のみで水を捉えるため、ジャークやJストロークと呼ばれる修正動作で直進性を確保する。座位で漕ぐカヤックとは体の使い方が大きく異なり、膝と体幹の連動が不可欠だ。公式規則でも“one knee position”が明記されていることから、選択肢1が正解となる。