セイルを開きながら風下側へ大きく回り込んで180度方向転換する基本的なターンテクニックは?
ジャイブは風下回りの方向転換で、スピードを保ったまま行えるためプレーニング状態の高速域でも滑らかに方向を変えられる。手順はアビームからブロードに入り、風下を通過しながらセイルを素早く反転させ、体重移動で新たなアウトサイドレールを入れる。タックに比べて失速しにくいが、レイルコントロールとセイルハンドリングが複雑になるため習得には練習が必要。レースではマーク回航時に頻発し、成功すれば大きな距離を稼げるが、失敗するとスピンアウトや転倒でタイムロスが大きくなる。