スピードクライミングで選手が着用するハーネスの主流タイプは?
競技では軽量かつ足上げの可動域を確保できるシットハーネス(ウェスト+レッグループ型)が標準仕様として使われる。フルボディハーネスは高所作業やキッズ用で重量と可動制限が大きく競技には不向き。チェストハーネスは荷揚げやビッグウォール用の補助具で単体では使わない。背負い式という分類はクライミング用には存在しない。シットハーネスはUIAA強度基準を満たしつつ300g前後と軽量で、オートビレイの上向き荷重にも対応するためスピード競技で最適とされる。