公式スピードルートのホールド製造を独占契約している会社は?
IFSCは1998年以来フランスのEntre-Prises社と独占契約を結び、15mスピード壁で使用するホールド・スターティングパッド・フィニッシュパネルを同社が一括供給する方式を採用している。全世界の大会で同一形状・摩擦係数・取り付け角度が再現されることで、公平性と記録の比較可能性が確保される。FlatholdやCheeta、Kilterはボルダリング用ホールドでは有名だが、速度競技用の公認ホールドは製造していない。選手は練習施設でもEntre-Prises製を使うことで大会の感覚を忠実に再現できる。