スピードクライミングで使われる公式壁の高さは?
IFSCのスピードクライミング規格は高さ15メートル、幅3メートル(2レーンで6メートル)で統一されている。以前は10m壁を使う大会もあったが、2007年のIFSC発足後はワールドカップ・世界選手権とも15mに一本化された。オリンピックでも同仕様が採用され、選手はスタートから5〜6秒で最上部に達する。12mはユース練習用など非公式仕様、20mはリード競技の長さに近い。規格統一により、異なる大会でもタイムを直接比較できるようになり、記録争いが盛り上がった。