2021年モスクワで開催されたIFSCクライミング世界選手権・リード男子で優勝したのは誰?
2021年の世界選手権リード男子決勝ではオーストリアのヤコブ・シューベルトがただ一人完登し、2012年パリ大会以来となる2度目の世界王者に輝いた。東京五輪でも金メダルを逃したものの圧巻の完登で銅を獲得しており、その高い持久力と終盤での粘りが武器。アダム・オンドラは惜しくも僅差で4位、イタリアのステファノ・ギソルフィが銀、アメリカのコリン・ダフィーが5位だった。結果はシューベルトの国際的な安定感を裏付けるものとなった。