アーティスティック用自転車では前後進を素早く切り替えられるようギア比が一定に設定されるが、国際規則上の基本比率はどれ?
アーティスティックサイクリングで使用される自転車は固定ギアであり、ペダルと後輪が直結している。理論上もっとも扱いやすいとされるのがクランク1回転で後輪も1回転する1:1のギア比で、前後へ同じ力で踏めるためバランス系のトリックを行いやすい。2:1や3:2といったハイギアではリング技の速度制御が難しく、5:4のような細かい比率は規定に含まれていない。したがって正式な基本比率は1:1である。