オリンピック・トラップでクレーが左右に振られる水平角度の最大値は?
ISSFのトラップルールではクレーの水平発射角度はセンターラインから左右それぞれ最大45度までと規定される。競技用トレンチ内の15台のマシンがランダムに選択され、角度・高さ・速度を組み合わせて多様な飛翔を作り出す。±45°という広い振り幅により、選手は射台によってはほぼ真横に近い速いクレーを迎え撃つ必要があり、高い追随能力が要求される。角度を制限しないと左右の難易度に大きな差が生じる恐れがあり、±45°という上限で公平性と競技性のバランスを取っている。