ISSFエアライフル競技の射距離は何mと規定されているか?
エアライフル競技は射座からターゲット面までの水平距離を正確に10m(許容誤差±5mm)と定めており、屋内射場で実施される。15mや25mはピストル練習距離、50mは小口径ライフル競技の距離であってエアライフルには用いない。10mという設定は空気銃ペレットの初速や弾道特性、屋内での風影響を考慮して歴史的に確立された。距離が固定される一方で10点円は0.5mmと極小なため、わずかな姿勢の乱れや光量変化が直ちに得点へ反映される。選手はゼロインとフォームを緻密に仕上げ、1発ごとに最大10.9点を狙う。