古代オリンピックでパンクラチオンが正式競技として初めて採用されたのは紀元前648年の大会ですが、これは第何回オリンピックに当たるでしょうか?
紀元前648年大会はオリンピア祭の第33回に当たる。第1回を紀元前776年とし4年を1周期で数えると128年後が33回目になるためである。この大会でパンクラチオンはレスリングと拳闘の長所を兼ね備えた総合格闘として正式採用され、瞬く間に観客の人気を集めた。以後は少年部門も設けられ、優勝者にはオリーブ冠と共に都市国家から年金や税免除などの恩典が与えられたことが文献から確認できる。