国際競技規則(WFDF Guts Official Rules)では、エンドラインと呼ばれる各チームが一列に並ぶラインの間隔を14メートルと定めている。14メートルは投擲の威力と受け手の安全とのバランスを取るために試行錯誤で決まった距離で、長すぎれば攻撃側の得点機会が激減し、短すぎれば守備側が容易にキャッチでき試合が単調になる。現在では世界大会から学校体育の授業までこの距離が共通基準として使われている。競技者は練習中でも14メートルを測って感覚を養うことが推奨されており、初心者向けクリニックでも最初にメジャーで距離を設定するのが通例である。