セパタクロークイズ特集
セパタクローはバドミントンコートを共有する華麗な蹴球競技です。ネットを超えて相手コートへボールを蹴り込む攻撃の応酬は必見の価値があります。今回は、この魅力的なスポーツの基本ルールや歴史について、10問のクイズを通して理解を深めていきます。セパタクローの奥深さに迫る良い機会となれば幸いです。
Q1 : セパタクローコートの長さ×幅として正しい組み合わせはどれか? 10.4m×5.1m 12.8m×6.1m 13.4m×6.1m 14.0m×6.4m
コートの大きさは長さ13.4m、幅6.1mで、これはバドミントンのダブルスコートと同じ寸法である。線幅40mmを含めて計測し、センターラインで2等分される。選択肢に示した他の寸法はテニスやバレーボールなど別競技のもので、セパタクローの公式規格とは一致しない。統一されたサイズのおかげで国際大会でも設備転用が容易になっている。
Q2 : 1レグ(コート上のチーム)は何人で構成されるか? 4人 5人 6人 3人
セパタクローでは3人1組をレグと呼び、後衛のテコン1名と前衛のインサイドプレーヤー2名で構成される。交代要員として交替レグや追加リザーブが控えることはあるが、コート内に立てるのは常に3人のみである。4人以上が同時に入る形式はビーチタクローなど特殊ルールを除けば公式戦には存在しないため、選択肢の中で正しいのは3人だけとなる。
Q3 : サービスを行うテコンがボールを蹴る瞬間まで守らなければならない規則として正しいものはどれか? 片足をサービスサークル内に着地したままにする 両足が完全に空中に離れていなければならない 体の一部がネットに触れても構わない 味方のトサーの肩より高い位置から蹴らなければならない
サーブを蹴るテコンは、トサーがトスしたボールを蹴る瞬間まで少なくとも片足の全面をサービスサークル内に着地させ続けなければならない。これにより体勢が安定し、サーブフェイントや過度な助走を防止する狙いがある。両足を浮かせることやネット接触は反則となり、肩より高い位置から蹴るという規定も存在しない。規則違反があれば即座に相手得点となる。
Q4 : ISTAFの正式名称として正しいものはどれか? International Asian Takraw Federation International Sepak Takraw Federation International Southeast Asian Federation International Sport Talaw Federation
ISTAFはInternational Sepak Takraw Federationの略で、1988年に設立され世界各国の競技連盟を統括している。現在は30か国以上が加盟し、ルールの標準化やワールドカップの運営を担当する。アジア限定の団体ではなく世界組織である点が重要で、名称にAsianやSoutheastという語は含まれない。Talawは架空の綴りであり、選択肢の中で正確な表記は一つだけである。
Q5 : 現在公式球として最も一般的に使用される材質はどの説明が正しいか? 天然籐のみ ポリプロピレンなど合成樹脂のみ かつては籐製だったが現在は耐久性向上のため主に合成樹脂が採用されている ゴム製
伝統的には丸籐を編んだボールが使われていたが、湿度や破損への弱さが問題となり現在はポリプロピレンなど合成樹脂製の中空ボールが公式球として主流となっている。外観は籐編みを模しているため見分けがつきにくいが、軽量で均一な反発性能を得やすく、屋内外を問わず使用できる利点がある。なお、合成樹脂球は水洗いが可能で衛生管理もしやすく、大会運営コストの削減にも寄与している。
Q6 : 1セット中にチームが取ることのできるタイムアウトは何回か? 0回 2回 3回 1回
ISTAFの公式ルールでは各セットにつき各チーム1回だけ、最大60秒間のタイムアウトを要求できる。これにより監督は戦術指示や選手の呼吸を整える機会を得る。2回以上や0回という規定は存在せず、使わなければ権利は消滅する。タイムアウトの申請はボールデッドの間にキャプテンまたは監督が審判に明確に合図する必要があり、遅延行為を防ぐため時間厳守が徹底される。
Q7 : ラリーポイント制の公式戦で1セットを取るのに必要な得点は何点か? 15点 21点 25点 11点
現行のラリーポイント制では、21点先取した側が1セットを取る。ただし相手との点差が2点未満の場合は最大25点まで延長して決着をつける。以前は15点3セット制が採用されていたが、試合時間の短縮とテレビ放映に合わせて改訂された。11点や25点先取が基本になっている訳ではなく、25点はあくまでもデュース上限として設定されている点を押さえておきたい。
Q8 : サーブを担当する後衛ポジションの名称はどれか? キーパー スパイカー テコン トサー
3人制レグでは後方中央に位置しサービスを担当する選手をテコンと呼ぶ。サーブ権保持中は毎ラリーごとにテコンがボールを蹴り出し、前衛のスパイカーやトサーが攻撃準備を行う。キーパーという呼称はフットサルなど別競技のポジションであり、トサーは前衛選手が持つセットアップ役を指す。したがってサーブ担当を示す正しい言葉はテコンのみである。
Q9 : 攻撃の花形とされる後方宙返り蹴りの日本で一般的な呼称はどれか? ローリングスパイク ヘディングスマッシュ チャーリングキック ドロップサーブ
ローリングスパイクは後方宙返りをしながら上体を反転させ、空中で足の甲もしくは内側でボールを強打して相手コートへ打ち込む高度な攻撃技である。日本語資料ではほぼ統一してこの名称が用いられ、国際大会でもRoll Spikeとアナウンスされる。他の選択肢に挙げた用語はセパタクローには存在しないか、サーブやヘディングなど全く別のプレーを示す言葉であるため誤りとなる。
Q10 : 男子国際大会で規定されるネットの高さはどれか? 1.42m 1.52m 1.60m 1.63m
男子の公式規則ではネット中央の高さが1.52mと定められている。女子は1.42mで10cm低い。セパタクローのコートはバドミントン用と同寸であるため、競技会場を共有しやすいのが特徴だが、ネット高さをやや低く設定することでアクロバティックなキックが映えるよう工夫されている。エンドライン側と中央の高低差は2cm以内に保たねばならず、試合前に審判が必ず計測する。
まとめ
いかがでしたか? 今回はセパタクロークイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はセパタクロークイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。