クリケットは歴史と伝統を持つ美しいスポーツであり、世界中のファンに熱狂的な支持を受けています。本記事では、クリケットに関する10の重要なクイズを用意しました。クイズの内容は、大会の歴史、選手の記録、ルール、テクニックなど、クリケットの魅力的な側面を網羅しています。クイズに挑戦することで、クリケットの奥深さと知識の幅広さを実感していただけるでしょう。クリケットの歴史や技術の理解を深め、さらにこのスポーツの魅力に惹かれていただければ幸いです。さあ、早速クイズに挑戦してみましょう!
Q1 : 2016年T20ワールドカップ決勝でカルロス・ブラズウェイトがベン・ストークスから4球連続で放ち優勝を決定づけたショットは? シックス フォー ツー シングル
2016年T20ワールドカップ決勝(コルカタ)は残り1オーバー19点差でウェストインディーズが追う展開だった。カルロス・ブラズウェイトはイングランドのベン・ストークスが投じた最後の6球のうち最初の4球をすべてスタンドへ運ぶ4連続シックスを放ち、一気に逆転勝利を飾った。実況の“Remember the name!”という叫びと共に世界中のファンの記憶に刻まれ、短時間で状況をひっくり返すT20形式の醍醐味を象徴する名場面となっている。
Q2 : ウィケットキーパーだけが特別に装着する保護具で、他のフィールドプレーヤーは通常使用しないのはどれか? ヘルメット アームガード レッグガード ウィケットキーパーグローブ
ウィケットキーパーグローブは捕球面に厚いパッドとウェブが施され、至近距離での高速キャッチに耐える設計になっている。規則上、他のフィールドプレーヤーがこの専用グローブを使用することは禁止されており、安全性と公平性の両観点から区別されている。キーパーはボールがバッターのエッジやパッドから不規則に跳ねる場面に備え、指を守るインナーグローブとセットで装着するのが一般的で、この装備があることで高難度のスタンピングやキャッチが可能となる。
Q3 : ICCワールドテストチャンピオンシップの初代王者となった国はどこか? インド ニュージーランド オーストラリア イングランド
ワールドテストチャンピオンシップ(WTC)は2019~2021シーズンに初めて導入され、各国が2年間ポイントを争った。決勝は2021年6月にイングランド・サウサンプトンで行われ、雨による時間短縮の末にニュージーランドがインドを8ウィケットで下した。ケーン・ウィリアムソン主将とロス・テイラーの冷静なバッティング、一方でインドがセカンドイニングで失速したことが勝敗を分け、ニュージーランドはテスト史上初の世界タイトルを獲得した。
Q4 : 1981年に物議を醸した『アンダーハンドボウリング事件』が起こったODIはどの対戦カードだったか? オーストラリア対ニュージーランド イングランド対インド パキスタン対スリランカ 西インド諸島対南アフリカ
1981年2月1日にメルボルン・クリケット・グラウンドで行われた豪州対ニュージーランドの第3ODIで、オーストラリアのトレヴァー・チャペルが最後の1球をアンダーハンドでボウリングし、6を打てば同点という状況を封じた。この行為は当時合法だったがスポーツマンシップを欠くとして大問題となり、翌年ICCは下手投げを全面禁止にした。有名な『アンダーアーム事件』は両国のライバル関係をさらに深める結果となった。
Q5 : バッターの正面ややオフサイド寄り、ボウラーの肩越し付近に位置する守備位置は何と呼ばれるか? ミッドオン カバー ミッドオフ ガリー
ミッドオフはピッチ中央線よりオフサイド側で、バッターのやや前方に立つポジションである。ドライブショットを止めたりキャッチしたりする役割を担うほか、シングルを阻止するために俊敏な反応も必要とされる。対になってレッグサイドにあるミッドオンと混同されがちだが、“オフ”という語尾が付く方がオフサイドであると覚えれば区別しやすい。守備を固める基本形として頻繁に採用される伝統的な位置である。
Q6 : テストマッチにおける1イニング個人最多得点400*の世界記録保持者は誰か? サチン・テンドルカル ブライアン・ララ クリス・ガイル マシュー・ヘイデン
西インド諸島のブライアン・ララは2004年4月、アンティグアで行われた対イングランド第4テストの第1イニングで無敗の400ランを記録し、当時マシュー・ヘイデンの持っていた380の記録を更新した。ララは1994年にも375を打っており、同一選手が2度テスト最高得点を保持した唯一の例である。美しい左利きのドライビングと集中力は今なお語り草で、彼の400*は約20年経った現在も破られていない。
Q7 : 片側だけを磨き空力差で通常とは逆方向に曲げる高度なシームボウリング技術は何と呼ばれるか? オフスピン ボールシャイニング ドリフト リバーススウィング
リバーススウィングはボールが古くなり片面が粗くなった終盤に発生しやすく、光沢面と粗面の配置による空力差で通常と逆方向に急激に曲がる現象である。高速で正確なシーム位置が必要なため熟練したパサーだけが操れる。1990年代にパキスタンのワシーム・アクラムやワカール・ユニスが多用して有名になり、その後もスタークやアンダーソンらが武器としている。ボールメンテナンスに関する規制強化の背景にもなった技術である。
Q8 : インドが初めてクリケットワールドカップ(ODI)で優勝したのは何年大会か? 1979 1983 1987 1992
1983年にイングランドで開催された第3回ワールドカップで、インドはカピル・デブ主将の下、大方の予想を覆す快進撃を見せた。決勝では連覇中だったウェストインディーズを43ラン差で破り初優勝を達成。カピルの175*やモーハンダー・アマルナートのオールラウンド活躍など象徴的な場面が多く、当時は脇役と見られていたインドが世界の頂点に立ったことで国内のクリケット人気が爆発し、後のIPL隆盛の土台を築いた大会として語り継がれる。
Q9 : 伝説的レッグスピナー、シェーン・ウォーンのテスト通算ウィケット数はどの範囲に入るか? 501〜600 601〜700 701〜800 801〜900
シェーン・ウォーンは1992年デビューから2007年引退までに145テストで708ウィケットを挙げた。これは当時の世界最多記録で、後にスリランカのムラリダランが上回ったものの、スピナーとして700超えは今も稀有である。“ボール・オブ・ザ・センチュリー”に象徴される大きなターンと心理戦を駆使し、オーストラリア黄金期の原動力となった。現在でも彼の技術と戦術眼はスピンボウリングの教科書として引用され続けている。
Q10 : 雨天などで試合が途中短縮された際に勝敗を公平に決めるため利用される方法は何か? フィールドが狭い場合の特別ルール 日没による視界不良対策 インニング途中でオーバー数が短縮された場合の計算法 ボールが破損した際の交換指標
ダックワース・ルイス・スターン(DLS)法はODIやT20Iで天候中断により残りオーバーが減少した場合、両チームの“残りオーバー”と“残りウィケット”をリソースとして数値化し、新しいターゲットスコアを算出する統計モデルである。単純なランレート換算に比べ公平性が高く、1997年に導入、2014年にスターンが改良した現行式が主流。国際大会はもちろん各国のプロリーグでも標準的に採用され、試合の興行価値と競技性を両立させている。
まとめ
いかがでしたか? 今回はクリケットクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はクリケットクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。