世界で最初の長編小説とされる作品は?
世界初の長編小説と評されることが多いのは『源氏物語』です。『源氏物語』は11世紀初頭に日本の宮廷女性である紫式部によって書かれた物語で、光源氏という貴公子の生涯と恋愛を描いた全54帖からなる大長編です。西洋ではセルバンテスの『ドン・キホーテ』(17世紀)が長編小説の先駆とされますが、源氏物語はそれより数百年も前に執筆されています。また、ホメロスの『イリアス』や『オデュッセイア』は叙事詩であり、小説とは異なるジャンルです。このように『源氏物語』はしばしば「世界最古の小説」として言及され、その文学的価値も国際的に評価されています。