エジプトのアブ・シンベル大神殿で太陽光が至奥部の神像を照らす現象が年2回起こるのは一般的に何月?
アブ・シンベル大神殿では毎年2月22日と10月22日前後、朝日が長い通路を通って至奥部に差し込み、座像のうち冥界神プタハを除く3体を黄金色に照らす。この日はラムセス二世の即位記念日と生誕日付近とされ、古代エジプトの天文学と建築技術の結晶として観光客を魅了する。アスワン・ハイダム建設による移設工事では神殿を30メートル上方へ丸ごと移動させ、光線が届く日付と角度を精密に保存した。1月や7月の照射は報告されていない。