世界遺産タージ・マハルを造営したムガル帝国第五代皇帝は誰?
タージ・マハルはムガル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーンが、1632年に逝去した王妃ムムターズ・マハルのために建設を開始した愛の霊廟である。白大理石の外壁に宝石象嵌を施し、左右対称の優美な姿がヤムナ川に映える。20年余りの工期には職人約2万人が動員され、ペルシアやオスマンなど各地の技術が融合した。アクバルは第三代でアグラ城、アウラングゼーブは第六代で厳格なイスラム統治、バーブルは初代で北インド征服を行ったがタージ・マハル建設には直接関わっていない。