男子体操競技のDスコアは、演技中に申告された技のうち何個分の難度を合計して算出されるか。
FIG男子コードでは難度得点(Dスコア)は演技中に行われた難度価値の高い10個の要素を合計し、接続ボーナスと要求グループ加点を足して算出する。11個目以降の技は難度には含まれず、実施すれば実施減点だけが追加されるため構成を10個前後に抑えるのが標準戦略となる。女子では上位8個だが男子は10個である点が違いで、演技の効率とリスク管理を考慮しながら10個の技にどれだけ高難度を詰め込むかが勝敗を分ける重要な要素となる。