19世紀に金より高価だった金属は?
アルミニウムは19世紀中頃、一時的に金よりも高価な金属とされていました。当時はアルミニウムの精錬技術が未熟で、生産に手間と費用がかかったためです。たとえばフランスのナポレオン3世は貴賓にはアルミ製の食器、他の客には金製の食器を使わせたという逸話が残っています。しかし1886年にホール・エルー法が発明され、安価にアルミニウムを精製できるようになると、一転して価格は大きく下落しました。現在ではアルミニウムは大量生産され、日用品や建材に広く使われる安価な金属となっています。