TOEIC(R)とTOEFL(R)の違いについて知ろう!このクイズ記事では、両試験の特徴や出題形式、スコア体系などを10問にわたって解説します。TOEIC(R)は職場英語力を、TOEFL(R)は学術英語力を評価する試験ですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。クイズに挑戦して、自分に合った英語試験の選び方を見つけましょう。
Q1 : TOEIC Listening & ReadingテストのReadingセクションで出題される総問題数は? 75問 90問 80問 100問
ReadingセクションはPart5(短文穴埋め)30問、Part6(長文穴埋め)16問、Part7(読解問題)54問の計100問で構成され、制限時間は75分である。問題数を把握することは時間配分戦略に直結し、特に長文読解が集中するPart7での読み残し防止に役立つ。TOEFL iBTのReadingが30問前後と少ない代わりに文章量が多いのと対照的で、各試験の特徴を踏まえた練習が不可欠となる。
Q2 : 『TOEIC』の正式名称として正しいものはどれか? Test of English for International Communication Test of English as an International Curriculum Test of English for Institutional Communication Test of Overseas English for International Communication
TOEICはTest of English for International Communicationの頭文字を取った名称で、国際的な職場コミュニケーションに焦点を当てる試験として1979年にETSが開発した。正式名称を知ることは試験目的を理解する第一歩であり、学術用途を想定したTest of English as a Foreign Language(TOEFL)と混同しないためにも重要である。略称の由来を押さえると目標設定が明確になる。
Q3 : TOEFL iBTスコアの有効期間として公式に認められている年数は? 1年 2年 3年 5年
ETSはTOEFL iBTスコアをテスト日から2年間のみ公式スコアとして認定しており、大学や奨学金団体も同じ基準で締切日を設定している。これは言語能力が時間とともに変動するという研究に基づいているためで、期限が切れると公式レポートの送付サービスも利用できなくなる。留学志望者は出願スケジュールを逆算し、余裕を持って受験計画を立てる必要がある。
Q4 : 日本でのTOEIC L&R公開テストを主催している団体はどれか? ETS British Council IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会) Pearson
日本国内でのTOEIC公開テストの申込み受付や会場設営、公式認定証の発行を担当しているのは一般財団法人IIBCである。試験問題の開発やスコアリングは米国ETSだが、運営実務はIIBCが行うため、日程変更や受験票再発行などの問い合わせ先はIIBCになる。British CouncilはIELTS、PearsonはPTE Academicを扱う団体で役割が異なる。主催団体を理解しておくと手続きミスを防げる。
Q5 : TOEFL iBTでは受験会場でどのようなデバイスを使って問題に回答するか? 紙の解答用紙を鉛筆で記入 タブレットのタッチパネルで入力 スマートフォンアプリで入力 デスクトップPCとキーボードで入力
TOEFL iBTはInternet Based Testの名の通りパソコン上で受験し、ReadingやListeningの設問選択、Writingのタイピング、Speakingの録音までをデスクトップPCとキーボード、ヘッドセットで行う。一方TOEIC L&Rは紙の問題冊子とマークシート方式で実施されるため、タイピング速度は問われない。両試験の回答環境の違いは事前準備や練習方法にも影響するため、模擬テストを環境に合わせて選ぶことが重要である。
Q6 : TOEIC Listening & Readingテスト全体(Listening+Reading)の解答時間は何分か? 90分 120分 150分 180分
TOEIC L&RはListening45分、Reading75分の合計120分で構成され、途中休憩なしで一気に進行する。時間配分を誤るとPart7の長文読解で問題を残しやすいため、模試でペースを体得しておくことが推奨される。対照的にTOEFL iBTはセクションごとに個別の時計が設定され、試験全体も約2時間に短縮されたが、設問難度はアカデミック寄りである。試験時間を把握することは集中力維持戦略の要となる。
Q7 : TOEFL iBTで総合120点を構成する4セクションの各セクション配点は何点か? 30点 20点 25点 40点
TOEFL iBTはReading、Listening、Speaking、Writingを各30点で評価し、技能間のバランスを重視する設計が採用されている。30点満点のうち数点の差が合否や奨学金条件に影響するため、苦手技能を放置せず均等に学習する必要がある。TOEICはListeningとReadingが各495点でSpeakingとWritingは別試験として扱われるなど、評価体系が異なる。配点構造を理解すれば自分に適した対策法を選びやすい。
Q8 : TOEIC Listening & Readingテストの満点スコアは次のうちどれか? 990点 120点 1200点 300点
TOEIC L&RテストはListening100問とReading100問の計200問を解答し、それぞれ5〜495点の範囲でスコアが算出される。2技能合計は5点刻みで表示され、495+495=990点が最高点となる。TOEFLやIELTSなど他試験とは上限が異なるため、求人票で見かける「800点」「900点」という数値はこの990点満点を前提とした基準である。上限を理解しておくと自分の位置づけが把握しやすい。
Q9 : TOEFL iBTテストの総合満点は次のうちどれか? 100点 120点 80点 990点
TOEFL iBTはReading、Listening、Speaking、Writingの4技能を各30点で測定し、合計120点満点となる設計が採用されている。受験者は技能ごとの点数と総合点の両方を提出することになるため、単一技能だけでなく総合力が求められる。なお旧来のPBTなどでは677点満点など別の尺度があったが、現在の主流であるiBT形式では120点が最高点であることを覚えておく必要がある。
Q10 : 主に大学や大学院への出願に利用されるアカデミック英語力測定試験はどれか? TOEIC Listening & Reading TOEIC Bridge TOEFL iBT TOEIC Speaking & Writing
TOEFL iBTはリスニングやリーディングの素材に学術講義や学会発表を用い、エッセイや口頭発表形式のタスクで論理的思考力も評価するため、世界中の大学・大学院が入学要件として指定している。一方TOEICはビジネスメールや会議など職場でのコミュニケーション場面が中心で、進学用途には向かない。目的に合わせて試験を選ぶことが効果的な学習計画につながる。
まとめ
いかがでしたか? 今回はTOEICとTOEFLの違いクイズをお送りしました。
皆さんは何問正解できましたか?
今回はTOEICとTOEFLの違いクイズを出題しました。
ぜひ、ほかのクイズにも挑戦してみてください!
次回のクイズもお楽しみに。