次の推論形式のうち命題論理で妥当なものはどれか。
論理学の推論規則には妥当な形式と誤謬的な形式がある。肯定前件(Modus Ponens)は p→q と p を前提に q を結論するもので,全ての真理値割り当てで前提が真なら結論も必ず真になり妥当である。一方,肯定後件 p→q と q から p を導く形や,否定前件 p→q と ¬p から ¬q を導く形はいずれも反例が存在し,妥当ではない。選択肢4のような単なる論理和からの結論も同様に不正である。したがって提示された選択肢のうち推論規則として正しく使用できるのは選択肢3のみである。