北海道で本州ほど顕著な梅雨が見られない主な気象要因はどれか? 2025.07.23 北海道で本州ほど顕著な梅雨が見られない主な気象要因はどれか? 日本海低気圧の連続発生 太平洋高気圧が北海道全域を覆う 偏西風が南下して前線を吹き飛ばす オホーツク海高気圧による冷湿な北東気流が前線を本州付近に停滞させるため オホーツク海高気圧は低海水温域で生じる冷湿高気圧で、北東気流として本州太平洋側に流入し、暖湿な小笠原気団との境界を本州付近に停滞させる。その結果、梅雨前線が北海道まで北上できず長雨が起こりにくい。北海道では代わりにやませによる低温や霧が特徴となり、降水は散発的で期間も短い。年によって前線が到達すると「蝦夷梅雨」と呼ばれるが、本州の梅雨とは規模・期間が大きく異なる。従ってオホーツク海高気圧の存在が最も決定的な要因である。 クイズタグ: 梅雨に関する関連記事 梅雨に関するクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年07月版