不動産の贈与と遺贈における所有権取得時期の原則として正しいものはどれか? 2025.07.22 不動産の贈与と遺贈における所有権取得時期の原則として正しいものはどれか? 贈与の場合は引渡し時、遺贈の場合は家庭裁判所の許可時 贈与の場合は契約書作成時、遺贈の場合は受遺者が承認した時 贈与の場合は登録免許税支払い時、遺贈の場合は登記完了時 贈与の場合は登記が完了した時、遺贈の場合は被相続人の死亡時 不動産の所有権は対抗要件として登記が必要だが、物権変動がいつ生じるかについては行為類型で異なる。贈与の場合、当事者の意思表示と登記の具備をもって初めて第三者に対抗できるため、登記完了時点で所有権取得と見るのが原則である。一方、遺贈は被相続人の死亡と同時に受遺者に権利が帰属する(民法985条)ので、登記は対抗要件に過ぎず、取得時期は死亡時と評価される。よって選択肢4が正しく、他の選択肢は時期を混同している。 クイズタグ: 贈与と遺贈の違い関連記事 贈与と遺贈の違いクイズ!【問題 全10問・答え付き】 | 2025年07月版